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10月の交流会は母子合わせて9人の参加でした。
雨が続き足元が悪い中の交流会でしたが、子供たちはそんなことも気にせず、久しぶりの再会にはしゃぎ回っていました。
今回は子供たちは「警察ごっこ」で盛り上がっていたようで、広いプレイルームを息を切らせながら走り回っていました。
プレイルームにあったマットなどでお手製の牢屋を作り、牢屋の前には赤いビニール袋を膨らませて作ったランプまであり、いつも子供の発想に驚かされます。
他にもボランティアさんが用意してくれた糸電話やおはじき、避難ママさんが持ってきてくれたお絵かきロボなるものも登場し、子供たちは飽きることなく時間いっぱい遊んでいました。
子供たちの興味を引くような遊びをいつも用意してくれるボランティアさん。子供たちが楽しめるようにいろんなおもちゃを持参してくれる避難ママさん。そして気心知れたお友達。
子供たちが「次のお茶べり会はいつ?」と聞いてくるほど楽しみにしているのは、いろんな方の努力や愛があってこそだなといつも思います。
お母さん方はいつものように持参したOKお菓子や果物、お茶を囲んでのおしゃべりです。
震災から時間が経っても、その時なりのしんどさがあり、決して時間と共に良くなっていくとは限らないんだなと感じます。
交流会にも行けないくらいしんどい方や、平日働いて休日は家事などで精一杯で交流会にいく余裕がない方もいらっしゃると思います。
でもふと行こうかなと思った時に行ける場があるということは大事だなと感じた交流会でした。
人それぞれ状況は違うし、しんどさも違うけれど、あまり説明しなくても気持ちをわかってくれ受け止めてくれる。「しんどいよね。大丈夫?何かできることある?」と言ってもらえるだけで頑張れるような気がする。
たくさんの方々のお力のおかげでそんな場を作れていることに心から感謝します。