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7月8日の交流会は、急用でのキャンセルも相次いで母子7人のゆったりとした会になりました。
いつものように持ち寄ったお菓子を囲みながらおしゃべりを楽しむ時間は至福のときです。
震災から時間が経ち、地元のママさんとのおしゃべりも楽しめるようになってきましたが、やはり避難ママさんとのおしゃべりは特別です。
ただ雑談で笑って話すのと、まだまだしんどさを抱えていると知りながら、言葉にはしないけれど『笑う力が少しでも出てきたな。嬉しいな。幸せだな』と想いあいながら笑うのとでは意味が全然違うなと思いました。
そういう意味で避難ママさんとのおしゃべりは心の癒しになります。
子供達はこの日もボランティアさんが用意してくださった工作に夢中でした。
普段、学童でも働いていらっしゃるボランティアさんがおられ、学童で大人気だったかまぼこの板を使ったゲームを教えてくれました。
そのゲームのルールの複雑さにお母さん方は頭の上に?マークがたくさん並びましたが、子供達はルールを難なく覚え、逆にその難しさ・面白さに夢中になっていました。
震災当時から子供達も大きくなり、子供の遊び方も変化してきました。
そんな中、ボランティアさんは子供の成長に合わせ、しかも想像力を大事にして自由に表現させてくれるような工作やゲームをいつも用意してくださいます。
託児をしてくださる堺市子育て教育ネットワークとのお付き合いは、気がつけば3年以上。
少しずつ信頼関係ができてきて、お互いに気心が知れ、子供達もリラックスし心から楽しんでいるというのが手に取るようにわかります。
子供達も複雑な環境に置かれ、親の動揺なども敏感に感じ取っていると思いますが、こういった心の通った時間を過ごすことで癒しになっていると思います。
母親も子供も愛をたくさんもらって癒され、少しずつでいいから前に進めたらいいですね。
次回の交流会は8月26日土曜日です。