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4月交流会のご報告

4月9日交流会&コンサートのご報告です。

この日は母子8人の参加でした。
待ちに待ったSatokoさんのコンサートです。
いつもの広い保育のお部屋にマイクなどの機材がセットされ、ギターを持ったSatokoさんが歌い始めると、部屋がまるで桜が咲いているような満ち足りた空間に変わりました。
Satokoさんの歌声は疲れた心に一番必要な栄養のような、温かな液体が注がれたような感覚になり、思わず聞き入ってしまいました。

ギターでの弾き語りの後は、ピアノでも歌ってくださり、どの曲も初めて聴く歌でしたが、とても懐かしい感じがしました。

Satokoさんは病院に長期入院している子供達のベッドサイドに行き、隣で歌を歌うという活動もされています。
私が歌を聞いた感想をお伝えするとSatokoさんが「私にはいろんな人の思いが乗り移っているから、歌にその思いがつまっているの」とおっしゃいました。

あと印象的だったのは、「しんどい時は休んでいいの。休んでいいよっていう許可をもらえれば人は本当に心から休める。休んでいいよっていう人も”ほっておく”のではなくて”休んでもいいよ。でもちゃんと見守ってるからね”という。心から休めたら人ってまたやろうっていう時が来るから」という言葉でした。

一つ一つの言葉がとても心にしみて、ご自身が大変な思いをされそれを乗り越えてきたからこその言葉だと思うのと同時に、いろんな方の苦しみ・悲しみ・喜び・・いろんな思いが詰まっているから、この心地よい音色が出るんだろうなと思いました。

最後は真琴というオリジナルの楽器を出して、子供達に思い思いに弾かせてくれました。
まな板ぐらいの大きさの箱にギターの弦が張っているその楽器を足の裏に乗せて弾いたり、うつ伏せに寝転んだ背中に置いて弾いてもらったりと、音色と振動を直に体に感じ、心からリラックスでき、とても健やかな気持ちになりました。

癒しに満ちた空間。今回もあっという間の4時間でした。
Satokoさんの歌に触れる機会を作っていただけたことに心から感謝します。
Satokoさん、本当にありがとうございました!

次回の交流会は6月4日です♪
※5月は学校行事が多いためお休みさせていただきます。