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3月交流会のご報告

避難ママのお茶べり会事務局です。

遅くなりましたが、3月19日交流会のご報告です。

19日は母子18人の参加でした。
この日初めて参加される方がおられ、再避難後間もないのに、早速交流会やイベントなどに積極的に参加している避難ママの行動力に脱帽でした。
お子さんもお茶べり会交流会初参加ということで、最初なかなか保育のお部屋には行けなかったのですが、お母さん方のお部屋の雰囲気に慣れ始めた頃、少しずつみんなが遊んでいるお部屋を覗きに行くようになり、後半は「全然帰ってこないね(笑)」というぐらい遊びに夢中になっていました。

初参加のママさんに今までの経緯をお聞きし感心したり、関西での支援情報をお伝えしたり・・・。震災後必死に頑張ってきた避難ママのたくましさや強さ、今までのしんどさをねぎらい、これからの生活がより良くなるようにと知ってる限りの情報をお伝えするママの優しさに触れ、今日もまたほっこりした気持ちになりました。

今回は久しぶりに来てくれたママさんも何人かおられ「久しぶり~~~~♪」と最近の生活ぶりを聞いたり、愚痴を言い合ったり、冗談を言ってゲラゲラ笑ったりと、いつも以上に賑やかで温かい交流会でした。

この日は今期最後の交流会ということで、保育を担当してくださるヒキコモリーノさんが子供達にプレゼントを用意してくださっていて、子供達がそれぞれのママさんに「こんなんもらった~♪」ととても嬉しそうに見せに来てくれました。
今期も継続して保育ボランティアを引き受けてくださったヒキコモリーノさんへの感謝の気持ちをお伝えした後、子供の様子を見守ってくださっていたボランティアさんから子供達の頑張りをお聞きし、改めて子供達の成長を感じることが出来ました。

実はこの日、3月末で避難元に帰ることが決まっているママさんがいて、最後にママさんへメッセージを一人一人お伝えしました。
”泣かないように”と心に決め、最初は気丈に明るく話していたのですが、一人のママさんが思わず泣いてしまったのを皮切りに「我慢してたのに~~~」とみんな堪えていた涙が一気に出てきて、今までの感謝の気持ち、寂しい気持ち、これから頑張ってねという心から応援する気持ちで胸がいっぱいになり、涙涙の最後になりました。
私が泣いていると、避難元に帰るお子さんが私の前にさっと来て涙を袖で拭いてくれ「泣かないで」というので、余計に泣いてしまいました。

新たに避難してくる方もいるし、帰る方もいる。いろんな選択や決断があるけれど、子供を守りたい気持ちはみんな同じ。
どんな決断であっても、母が子を一番に思い、悩みに悩んで出した結論。それが一番正しいのだと思います。

震災で多くを失ったママたち。震災前には決して戻ることは出来ないけれど、震災があったからこその避難ママとの出会いに心から感謝します。



次の交流会は4月9日です。
初めての方も久しぶりの方も、行こうかな~と思った時にふらっとお越しくださいね♪