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みんなのデータサイト

今までにあまり話題にしてこなかった「市民放射能測定所」について触れてみたいと思います。

3.11東京電力福島第一原発が引き起こした事故により放出された放射性物質から子どもを守る為、
身を守るために、西へ西へ避難してきて、「避難ママ」になられた方がほとんどだと思います。
長い人で3年半が過ぎた頃ではないでしょうか。
今も幼い子供たちに放射性物質が含まれたモノを食べさせたくない、母乳のため自身も安全なモノを
食べたい、との思いでネット検索をされているママもいることと思います。

当時は少なかった放射能情報。
物流を通して西日本にも流通されている動食物は、国の基準値(100㏃)以下の食材が流れてきていました。
これらがキッカケで全国の市民団体が立ち上がり、放射能測定器を購入し、測定の仕方を学びだしました。
今では全国で数多くの測定所が立ち上がり各地で独自のネットワークを築いている地域もあります。

ここ関西にもネットワークが2013年より立ち上がりました。
関西で一番最初に出来た「京都・市民放射能測定所」を始め、奈良・兵庫・大阪・高知・広島で定期的に会合を開き情報交換をしながら、テーマごとに測定もをしています。

それとは別に、全国の測定所で「ある基準に合格した測定所」のみが入れるネットワークがあります。
それは、「みんなのデーターサイト」と言う名前で運営されています。
この「みんなのデーターサイト」では調べたい食材を検索して汚染度を調べる事ができます。

〇みんなのデーターサイト
http://www.minnanods.net/

測定と一口に言っても様々です。
測定器種の違いや、知識の温度差です。学生時代に放射能の事を工学部で学ばれた方は容易に入れますが、知識の無い中で独自での勉強はとても難しく、いくら努力しても思い込みが入ります。
専門家を交えた勉強会をし、測定の向上を目指している測定所がキチンと放射能の「ある・なし」を見抜く事が出来ると思います。結果だけを見るのではなく「きちんと測定が出来る測定所か」をまず見分ける事が必要だと思います。その見分け方が難しい場合は、一定の基準に合格している測定所のみが載っている「みんなのデーターサイト」をお勧めします。

〇全国の測定所一覧
http://shimin-sokutei.net/list/all.html
http://cocode.chu.jp/kids/sokuteifeed.html