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ホッとネットおおさか定例会に出席させていただきました

今日はホッとネットおおさか定例会に出席させていただきました。


〜ホッとネットおおさかとは?〜

被災者・避難者の方々が大阪府下のどの地域にあっても必要な支援を受け、主体的な生活を送ることができるよう、各地域で活躍する支援団体・避難当事者とともに、大阪府下で結成した一つのネットワーク。

 「大阪府下避難者支援団体等連絡協議会(ホッとネットおおさか)」として、情報の提供と必要なニーズのくみ上げ、具体的な支援へのつなぎを行うことで、府内における被災者・避難者支援体制の一層の充実と、生活の質の向上を目指している。



ホッとネットおおさかでは二ヶ月に一度大阪弁護士会館で定例会を開催しています。

この日の議題は・・・

・兵庫県における取り組みに学ぶ 「避難サポートひょうご」と各支援団体の活動に付いて  兵庫県社会福祉協議会 地域福祉部の方からのご報告


・全国避難者登録システムへの登録の再度呼びかけの提案


・各当事者団体・支援者団体からの活動・状況報告


・掲示板の開始


というのが主な議題でした。


「避難サポートひょうご」は兵庫版「ホッとネットおおさか」のようなもので、兵庫県内に避難している方々を支援する団体のネットワークです。

http://www.hinanhyogo.com


当事者団体、避難者支援をの活動を行うNPO、ボランティア団体、職能団体、生協、社協など約30団体が参画。

団体の連携・協力のもと、県内の支援団体のネットワークづくりを進め、住み慣れた土地を離れ兵庫県に避難されて来た方々にむけた情報発信、当事者の発信、交流会等を実施しているそうです。



すごいなと思ったのはポータルサイトがあること(上記HP)

避難者にとっては県内の支援情報がまとまっているのですごく助かると思いますが、サイトの管理・運営が大変だろうなと思います。


あと、県内避難者インタビュー調査報告「兵庫県内避難者の声」を発行したことや

当事者団体や当事者が手記を発行するというのはよく聞きますが、社会福祉協議会などの機関も含めた多くの団体と当事者が一緒に作っているということがすごいな〜と思いました。


この冊子には避難者12人のインタビューや、冊子作成メンバーの思い、県内の支援情報等が見やすく掲載されており、この一冊を作るのにすごい労力がかかったのだろうな・・・と思われる冊子でした。


そして一番印象に残っているのは「避難者支援を30年は続ける」とおっしゃったことです。

震災から3年経って、「支援はもういいだろう」という雰囲気を日々感じている私にとっては心強いお言葉でした。


お茶べり会からは、手記発行から一年半たち、会計報告が遅れているお詫びとともに、販売の多大なご協力をいただいた支援者の皆様への感謝の気持ちをお伝えしました。

 

またお茶べり会にNHK福島放送局のディレクターさんから連絡があり、番組制作のため避難者さんの意見が聞きたいという旨連絡があり、アンケートにご協力いただきたいことをお伝えしました。

 

風化が進む中、マスコミに取り上げてもらえることは大変大きなことなので、多くの避難者の声が拾えるといいなと思います。